仮面ライダー平成ジェネレーション見てきた

久しぶりに封切当日の映画なんて見た。

なんとなくTwitterのタイムラインですごいと話題だったので見てみようかと思い、行ってきました。

幸い聖地大泉が近いので「すぐ行けるっしょ」と思い立ったのが15時、普通の上映が17時頃とグリーティングイベント有りの上映が16時くらいからだったので、何の気なしに早い方の時間にしました。

グリーティングイベントってシアターの前でお客さんを仮面ライダーが待っててくれるイベントなのね、知らんかった。

ターゲット世代のお子さんに握手をするライダー達。
子供の頃のこういう思い出っていいよねと浸りながらiPhoneのカメラで撮りまくる三十路にクウガが気がついてくれて目線をくれてサムズアップしてくれました。
年甲斐もなく喜んでしまった。

以下映画の感想&ネタバレなので見たい方は選択状態で。(見る人なんていないだろうけどね。)

まず、大きなお友達が多かった。
もちろん対象年齢のお子さんも多かったけど、それよりも若干多かったかも?

物語冒頭からパラレル系な感じ?
ソウゴが記憶を無くして模試でA判定取るくらい結構勉強できる普通の高校生だったが、未来コンビのタイムマジーンに追われ、逃げた先でアナザー電王に遭遇、転んだ拍子に元に戻り、ゲイツと共に戦うところからはじまる。

アナザー電王のデンライナーから逃げ出した少年シンゴはアナザーWのサイクロン能力で吹き飛ばされていたところをビルドの記憶残っちゃったコンビに助けられ、アナザーWと対峙したときに、記憶がないはずの一海と玄徳が現れ共闘する。

久しぶりにビルドの主要キャラのキャストが揃ったところを見てお祭り感を感じました。
物語の中核を担うキャラとして、ソウゴの同級生アタルは仮面ライダー好きな高校生。
イマジンに取り憑かれ、願ったことは仮面ライダーに会いたいとのこと。
設定がソウゴと同級生にするためか、まさかのダブっているって。
敵のアナザーライダーがWだったのってそこもかかってるのか?w

一海とシンゴとアタルでバスに乗っているときに、「ビルドの一海ですよね?キバの航じゃなくて」というアタルのセリフに大きなお友達の静かな笑い声、完全にそっちの人ら狙ったメタ発言だなぁと。
小さい子はなんのこっちゃみたいな反応。
あと改めて思ったのは電王の設定は万能だなと。
時空改変の影響を受けない特異点はタイムジャッカーの影響も受けないみたいで、そのせいでシンゴが狙われることになったと。
物語の途中、タイムマジーンが応急処置で時間遡行しているときにデンライナーが牽引して元の時代に戻る的な描写があったり。
終盤ピンチになったとき、急にキングライナーに召喚されたり。
そのシーンで電王4フォームチェンジ演技が久しぶり見られて高岩さん本当すげぇなと思いました。
変身解除後、ウラタロス憑依状態の良太郎がまさかの佐藤健さんで歓声が上がって子供ら混乱。その良さがわかるにはもう少し大人にならんと分からない事情があるよね。
そのシーンで、誰かに覚えていてもらえればヒーローは存在し続ける、お前のことも忘れない。的なセリフをウラ憑依状態良太郎に向けてモモタロスが語りかけた後、姿は戻らなかったが目の色が普通に戻る描写、ホントええ仕事でした。

アナザークウガウォッチを遺跡で敵が作った後、現代に戻って戦闘中ゲイツがソウゴに渡すとき、「タダで2000年に行ったわけじゃない」とクウガライドウォッチを渡すとき、ライドウォッチを手に入れる描写が同じようにクウガの力をミイラから抽出してて、製法同じなんかい!と突っ込みかけたなど。

ダブルもクウガも今回の映画でライドウォッチ手に入ったから本編登場ないかもなぁ。
劇中のオリジナルキャスト出演はビルド組と良太郎だけでしたが、アギト、龍騎、ディケイドは声のキャストで出演されてました。
響は伊藤健太郎さん。
他はライブラリ音声かな。
今回のテーマに仮面ライダーは虚構か?現実か?という話があって、その解として、誰かが覚えている限り、仮面ライダーは存在し続けるという答えで結構難しいテーマ振ってくるなと思いました。
新フォームだったり、次回作のライダーチョイ出しとか、仮面ライダー映画は結構大味なイメージでしたが、シリアス&コミカルの割合も程よく(コミカル多めかなw)結構骨太な内容で素直に面白かったです。
ツクヨミゲイツが記憶を無くした時の名前が分からずじまいなのが気になりました。