ただシャニマスの新譜がエモ過ぎただけという、ただそれだけ。
一月ぶりの更新とは我ながら今年は長文書きたいのかな。
4月8日に発売された 「THE IDOLM@STER SHINY COLORS GR@DATE WING 01」がとてもどストライクだったので、珍しく作品のレビューをしようかなと。
【Amazon.co.jp限定】THE IDOLM@STER SHINY COLORS GR@DATE WING 01 (デカジャケット付)
- アーティスト:アイドルマスター シャイニーカラーズ
- 発売日: 2020/04/08
- メディア: CD
概要は知ってるから手短に備忘録的に。
サービス開始3年目を迎えたことで発売された全体曲の3枚目。
昨年の同時期と同じように新ユニットnoctillが追加され、アイドルの人数が23人に増えた。
3人組と5人組はあったけど、4人組ユニットは新しいな。
現時点では新メンバーの3人目までRのアイドルが配布されている。
これまでのキャラとはまた違ったクセの強いキャラばかりで、SR以上のTRUE ENDのシナリオが今から楽しみ。(WINGは優勝済み)
基本的にユニット単位でしか曲が出ないから、このコンテンツの楽曲自体はまだ多くない。
概要はここまで。
全体曲シングルのコンセプトは新しいステージに羽ばたく感じ。
1年目のBRILIANT WING 01、2年目のFRAGMENT WING 01もそれぞれ違うステージに羽ばたく感じがあったな。
ただ両方とも1曲めがアップテンポで、2曲めがチルアウト的な感じの楽曲が収録されている気がする。(OPとEDみたいなね。)
あとユニットごとの歌い分けがあるのも多分両方とも2曲目。
今回はというと、新ユニットも加えた6ユニットが1曲目のシャイノグラフィで1フレーズごと歌い分けている。
個人的にはラストサビ前の一番いいところをStraylightが担当しているのがグッときたよね。
2曲目のDye the skyは落ち着く感じかと思いきやバッチバチの強気な曲で、去年とは違う2曲目でも気が抜けない感じがすごい。
今回は色がテーマとして歌詞に描かれているのが特徴的。
1曲目のシャイノグラフィから思ったことだらっと書く。
曲調は明るめで爽やかな印象。端的にまぁOPな印象だよね。
そして歌詞がおしゃれというか綺麗。言葉の選び方がめちゃくちゃ綺麗。
歌詞では光空記録ってかいてシャイノグラフィって読ませてる。
3年継続できたってことで記録できるくらいになったってことだろうか。
「翔ぶ、羽ばたく」がコンセプトのアイマスだから、航空記録なのね。
これを受けての1番、2番の歌い出しが1st pageとNext page。
1番も2番もABメロは相手から見た自分の羽の色(多分印象とか個性、感情)について。
それぞれで視点は違うけど、直接は聞いてないけど、そう感じられれば、感じさせていればいいな的な願望っぽい感じ。
ここで若干の不安と希望が垣間見えるのは考えすぎ感あるけど、その方がなんかいい。
そこから入るサビの歌詞の色の移り変わりの表現がとても素敵。
1番サビの印象は目の前に形になっていく感じ。
2番サビの印象は1番で形になったものがより細部まで作りあがっていくようなイメージ。
どちらも進みゆく日々をいろんな色がある状態の表現が使われているけど、1番はグラデーション、2番はマーブルカラーになっているからよりその印象がある。
個人的に好きなのが、「パステルより繊細で モノクロームより純粋で プリズムより多彩で」ってフレーズ。
どの色も綺麗に前向き表現して、なおかつそれよりももっと鮮やかになるって感じが素敵。
2曲目のDye the skyの歌詞にもリンクするようにも思えて好きです。
2サビの後の「出会った空の色〜」のあたり、
最初の頃を忘れずにこれからも変化(成長)してゆこう。
みたいな、過去を振り返りながらブラッシュアップする感じ。
これも綺麗。
キラキラした明るい曲調と、希望と前進を煌びやかで鮮やかな明るい歌詞で
これからを描いて(記して)ゆこうという底抜けに前向きな曲で眩しくて非常に良き。
まずはこんな感じかな。
2曲目のDye the sky
前の2作とは違って落ち着く感じの曲調ではない。
全体的に歌詞の内容が、今までよりもさらに鮮烈に自分の色で世界を染めろ
みたいな感じで、ストイックでハングリー。
1番の初めから「色あせた写真 メモリー」っていきなり1曲目の否定みたいな感じで始まるし、
1曲目にあった、変化に対する若干の不安を、物ともせず自分らしく変えてやるという強気な姿勢が対照的で面白い。
一番気に入った歌詞は、2番の初め「ありふれたシアン、キープレート、マゼンタ、イエロー」ってやつです。
そこから「焼き増しした日々」に輝きも意味も価値もない。
と続くのですが、どういう感じで刺さったのかというと。
CMYKは主に印刷で使われる色の掛け合わせ方式で、
パステルカラーなどの淡い色を表現するのが割と苦手です。
どうしても色が暗く落ち込む。
1曲目で「鮮やかさを今よりももっと繊細に」みたいに表現していたのを受けてから
刺激のない、変化のない普通を、印刷したような「焼き増しした日々」と
表現した切れ味がすごい。
Dye the sky in my hue
私の色相で空を染める。
強気すぎる。
限界なんてない、誰よりも、世界も昨日の自分でさえも、
現在の自分の色で塗り替えて未来を切り開いてやる。という、ガッツガツな歌詞。
サビは絶対に片手を掲げたくなる。
こんな感じで。
両曲とも色鮮やかに次のステージに羽ばたいてゆくみたいな共通のコンセプトを感じましたが、
ここまでベクトルが違う曲で表現されるってすごい。
両方作曲されたヒゲドライバーさん、それぞれの作詞の古屋真さんと烏屋茶房さん、
声優さんたちの歌唱力。
プロが作る作品はやっぱり熱量が桁違いで素晴らしい。
以上、言いたいことだけわーっと書いてみました。
2500文字超えてるとかよっぽどだな。
これだけ感想書いて、すごくどうでもいい余談になるけど、
CD版にはライブのBDが付いているのと、物理メディアで欲しい派なので
昨日アニメイトに行ったらコロナの影響でやってなかった。
web在庫は取り寄せなので仕方なくあぽーさんで配信を買いましたとさ。
(もちろんweb注文もした。)
以上。